◆世界観の説明◆

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開かずの間

●開かずの間のヒント●

■2Fの廊下をよく見ると、「開かずの間」と言うにふさわしいエリアがあるのが分かる。(ゲーム中にカーソルをあてても反応しない。)その場所にはカメラも設置されていないし、事務長の京香さんも口を閉ざす。開かずの間と言われる以上は、何となく荷物を入れたままになっている倉庫っぽい場所と想像することもできるが、何か寮生に見せられないものを隠している部屋という可能性もある。この辺のヒントは「本館2F」の項目でも書いてあるが、例えば理事長だけが入ることのできる部屋とか、寮長だけが中身を知っている部屋とか、想像はいくらでもできる。

■想像を巡らせると、ある程度は分かってくると思うが、理事長がかつて愛した女性=すなわち彼の死んだ「妻」に関係している部屋である、と想像することができないか。だとすれば、物語がクライマックスを迎えた時に、その中身を見ることができるだろう。このディスクの「秘密の遊び方」の「攻略資料A」を紐解いていけば、そこに行き着くことができる。

★聖オルフェス女学院に渦巻く「陰謀」とはいったい何なのか?
★シーコムという警備会社が用意していた「オプション」とは何か?
★寮長と理事長との本当の関係は?
★寮生たちの間でやりとりされる「ブラック・ミスティ」とは?

■一つだけ、どこにも書いていない事実を述べるとすると、主人公の父親は交通事故で入院することになったが、この事実がすでに「陰謀」に関係している。そして陰謀の奥の深さと恐ろしさを自覚して、行動に出ることを決意した正義漢こそが主人公の父親であったということ‥‥‥そして、その事実を知っている人物が寮内にもう一人だけ存在している。もうおわかりだと思うが、あの怖い人‥‥‥あの人だけが実は味方なのである。

■大胆に言い切ってしまうとするなら、この「開かずの間」とはすなわち理事長の閉ざされた心の部屋なのである。